無電源ラジオの試作
ゲルマラジオは受信した電波を音声信号としてのみ扱いますが、このサイトで紹介する無電源ラジオとは「電波を電源として利用し、トランジスターを駆動しているラジオ」のことです。ゲルマラジオと同様、受信した電波のエネルギーだけ扱うので、乾電池などの電源供給が不要(=無電源)な特徴があります。試作の対象として、ゲルマラジオとは少し違う面白さが隠れていると予想しています。
電源(トランジスターのバイアス)を得る方法として現在、2種類を考えています。
同局電源型は、聴取局と電源局が同じで、1つの電波から音声信号と電源を得ます。
異局電源型は、聴取局と電源局が異なります。このため、同調回路が2つ必要になります。
異局電源型は、聴取局と電源局が異なります。このため、同調回路が2つ必要になります。
お断り:上記の用語は説明の便宜上、管理人CRLが独自に表現したものです。学術的に広く使われている用語ではありません。(2007年7月7日)
- 無電源AMラジオ1号機
- 同局電源型。1石低周波増幅タイプの試作です。
- 無電源AMラジオ2号機
- 同局電源型。1号機より混信と音量が改善しました。
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